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info 概要

初期比重OGと最終比重FGから、自家醸造のアルコール度数を簡易式と詳細式の2通りで計算し、見かけの発酵度も同時に表示します。ビールやワインのOG 1.000〜1.170対応。

📘 使い方

  1. 発酵前に測った初期比重(OG)を入力する
  2. 発酵後に測った最終比重(FG)を入力する
  3. 簡易式・詳細式のアルコール度数と見かけの発酵度を確認する

ABV計算機(アルコール度数)

発酵前に測った比重を入力します。

発酵後に測った比重を入力します。

percent 結果

ABV(簡易式)

%

ABV(詳細式)

%

見かけの発酵度

%
warning

表示される度数は比重からの推定値です。飲酒後の運転可否など法的・安全上の判断には使わないでください。

※ 簡易式は ABV = (OG − FG) × 131.25。詳細式は度数が高いほど誤差を抑えます。

※ 見かけの発酵度 = (OG − FG) ÷ (OG − 1) × 100。

Article

ABV計算機(アルコール度数)|OGとFGからアルコール度数と発酵度を算出

初期比重(OG)と最終比重(FG)から、自家醸造のアルコール度数を簡易式と詳細式の2通りで同時に算出するツール。見かけの発酵度(attenuation)も併記し、ビールやワインのOG 1.000〜1.170に対応。

💡 このツールについて

ビールやワインを自家醸造すると、最後に必ず気になるのが「結局これは何度になったのか」という点。アルコール度数(ABV)は瓶のラベルから読み取るものではなく、発酵の前後で比重計(hydrometer)で測った2つの数値から計算で求めます。発酵前の麦汁やワイン原液の比重が初期比重(OG)、発酵が終わって糖がアルコールに変わったあとの比重が最終比重(FG)です。

この計算機は、その2つを入れるだけで度数を2通りに出します。簡易式は覚えやすく日常的に使える定番で、度数が高い仕込みでは値が低めに出る癖があります。詳細式は高アルコール域での誤差を抑える式で、バーレイワインや高比重のミードなど度数が上がる仕込みで頼りになります。あわせて見かけの発酵度を出すので、酵母が糖をどこまで食べきったか(発酵がしっかり進んだか)も同じ画面で把握できます。

なお日本国内での酒類の自家醸造はアルコール度数1%未満に限られます(酒税法第7条)。本ツールは度数の確認・学習用であり、製造を推奨するものではありません。

🧐 よくある質問

OGとFGはどうやって測りますか? 比重計(ハイドロメーター)を使い、発酵前の液で1回、発酵が終わった液で1回、計2回測ります。屈折計でも測れますが、アルコールが存在すると値がずれるため補正が必要です。

簡易式と詳細式はどちらを見ればいいですか? おおむね6%程度までの仕込みなら簡易式で十分です。それ以上の高アルコールでは簡易式が低めに出るため、詳細式の値を参照してください。本ツールは両方を同時に表示します。

FGがOGより大きくなってしまいました。 測定ミスか入力ミスです。発酵が進めば糖が減って比重は下がるため、FGはOGより小さくなります。値が逆転していると計算は成立せず、エラー表示になります。

見かけの発酵度とは何ですか? 発酵で消費された糖の割合の目安で、(OG − FG) ÷ (OG − 1) × 100 で求めます。アルコール自体が水より軽いため「見かけ」と呼ばれ、実発酵度より高めに出ます。

測定温度は関係しますか? 比重計は基準温度(多くは20℃前後)で正確になるよう作られています。温度が大きく違うと比重がずれるため、表示される度数も推定値である点に注意してください。

📚 度数と比重の豆知識

比重差を度数に変える係数131.25は、発酵で1gの二酸化炭素が出るあいだに約1.05gのエタノールが生まれる関係と、エタノールの密度(およそ0.79g/mL)から導かれた経験的な値です。机上の理論値というより、長年の醸造現場で扱いやすいように丸められた数字といえます。日本では明治以降にビール醸造が産業として根づき、家庭での酒造りは酒税の対象として厳しく管理されてきました。度数1%未満という線引きは、こうした酒税制度の歴史と地続きにあります。