コーヒー焙煎歩留まり計算ツール|減量率と焙煎度の目安を一画面で
生豆と焙煎後の重量を入れるだけで、焙煎で失われた重量のグラム数と減量率、ライト・ミディアム・ダークの焙煎段階の目安を1画面に表示。自家焙煎の記録づけと、同じ豆を再現する手がかりに。
💡 このツールについて
自家焙煎を始めると、「今回はどのくらい深く煎れたのか」を数字で残したくなります。色や香りだけの感覚では、次に同じ豆を煎るときに再現できないからです。そこで役立つのが減量率(焙煎歩留まり)です。減量率は「生豆の重量から焙煎後の重量がどれだけ減ったか」を百分率で表したもので、深く煎るほど水分とガスが抜けて値が大きくなります。
このツールは生豆と焙煎後のグラム数を入れると、減った重量と減量率を即座に出し、おおよその焙煎段階まで添えます。煎り上がりの色は照明や個人差でぶれますが、重量は秤さえあれば誰が測っても同じ数字です。バッチごとに記録を残せば、狙った味に近づけるための再現性のある手がかりになります。
🧐 よくある質問
減量率はどう計算しますか。 減量率 = (生豆の重量 − 焙煎後の重量) ÷ 生豆の重量 × 100 です。例えば生豆250g、焙煎後210gなら、(250 − 210) ÷ 250 × 100 = 16.0% になります。
減量率は何パーセントが普通ですか。 家庭での焙煎ではおおむね12〜20%に収まります。浅煎りで11〜13%前後、深煎りで20%を超えることもあり、もとの生豆の含水率(一般に10〜12%)でも前後します。
焙煎段階の目安はどう見ますか。 このツールでは13%未満をライト、13〜17%をミディアム、17%以上をダークの目安としています。あくまで参考レンジで、豆や焙煎機によってずれます。
減量率が低すぎる・高すぎるとどうなりますか。 11〜13%を下回ると水分が抜けきらず、青臭さや穀物のような風味が残りやすくなります。逆に高すぎると焦げ・苦みが強く出ます。
日本でよく使う「焙煎指数」とは違いますか。 焙煎指数は「生豆の重量 ÷ 焙煎後の重量」の比率で表す指標です。減量率とは表現が違うだけで、同じ重量変化を見ています。
📚 焙煎指数という日本流の物差し
日本の自家焙煎の現場では、減量率よりも「焙煎指数」という比率で焙煎度を語ることがよくあります。これは生豆の重量を焙煎後の重量で割った値で、焙煎指数1.10〜1.14がライトロースト、1.15〜1.19がミディアム、1.20〜1.24がシティ、1.25以上がフレンチローストの目安とされます。例えば生豆201g、焙煎後168gなら201÷168=約1.20でシティロースト相当です。
減量率と焙煎指数は同じ重量変化を別の角度から見ているだけで、どちらも「深く煎るほど豆は軽くなる」という同じ物理を数字にしたものです。色見本だけに頼らず数値の物差しを持っておくと、焙煎ノートの精度がぐっと上がります。