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info 概要

1+9 のような希釈比と作りたい総量を入れるだけで、原液と水を何mLずつ混ぜるかを算出。500mLでも1Lでもタンクやトレイに合わせ比率どおり正確に配分する現像向けの希釈ツール

📘 使い方

  1. 単位系(mLまたはfl oz、英語版のみ)を選ぶ
  2. 作りたい現像液の総量を入力する
  3. 原液の比率と水の比率(1+9なら1と9)を入力する
  4. 原液の量と水の量を結果欄で確認する

フィルム現像液 希釈計算ツール

mL

タンクやトレイに必要な現像液の合計量

1+9 なら原液は 1

1+9 なら水は 9

science 結果

希釈比

1+9

原液の量

mL

水の量

mL

※ 比率表記は「原液+水」の順です(例: 1+9 は原液1に対し水9)

※ 配分は比率に基づく単純計算で、単位によらず同じ割合になります

Article

フィルム現像液 希釈計算ツール|1+9から原液と水のmLを算出

「1+9 で 500mL 作るには原液は何mL?」——モノクロフィルムの自家現像で毎回つまずくこの計算を、希釈比と総量を入れるだけで原液・水のミリリットルに分けて表示します。タンクやトレイ1回分に合わせて、暗室に入る前に配合量を確定できます。

💡 このツールについて

D-76 や Ilfosol、Rodinal などの現像液は、原液をそのまま使う「ストック」運用と、水で薄めて1回使い捨てにする「希釈」運用があります。希釈運用は粒状性やコントラストを安定させやすく、薬品の節約にもなる定番のやり方です。

問題は配合量の暗算です。「1+9」は原液1に対して水9、つまり全体を10等分して1割が原液という意味で、500mL なら原液50mL・水450mL。35mm用パターソンタンクの300mLなら原液30mL・水270mL。フィルムサイズやタンク容量が変わるたびに割り算をやり直すのは、薄暗い作業環境ではミスのもとです。

このツールは総量と比率を入れた時点で原液と水を別々のmLで提示するので、メスシリンダーで量る数字をそのまま読み取れます。比率は整数でなくても(例: 1+15、3+25)正しく按分します。

🧐 よくある質問

「1+9」と「1:9」は同じ意味ですか? 表記の流派によって異なります。写真分野では混乱を避けるため「+」表記が好まれ、1+9は原液1+水9=全体10を指します。一方「1:9」は文脈により「原液1を水9で薄める(=1+9と同じ)」とも「全体9のうち原液1」とも読まれ得ます。このツールは原液+水の比率として扱うので、メーカー表記が「1:9」でも原液1・水9のつもりなら同じ値を入れてください。

原液の比率を2以上にできますか? できます。1+1(原液と水を半々)や2+3のような比率も入力でき、総量に対して比率どおりに按分します。

水の比率に0を入れると? 原液をそのまま使う「ストック原液」運用になり、総量がすべて原液になります。

現像液の温度はどうすればいい? 多くの現像液は液温20℃を基準に時間が決められています。希釈は容量の計算で、温度管理は別途必要です。粉末タイプは50〜60℃程度のお湯で溶かしてから20℃まで冷ます製品もあるため、メーカー指示を確認してください。

定着液や停止液にも使えますか? 比率で薄める薬品なら同じ考え方で使えます。原液+水の比率と作りたい総量を入れれば、定着液・停止液の配合量も同様に算出できます。

📚 希釈表記の豆知識

「1+9」のようなプラス表記が写真薬品で定着したのは、コロン表記の曖昧さを嫌ったからです。化学や農薬の世界では「20倍希釈」のように倍率で語ることが多く、この場合は薬品1に対し水19で全体20。写真の「1+19」と数字の出方が一致します。同じ「薄める」でも分野ごとに表記の慣習が違うため、レシピを別分野から借りるときは「全体を何等分するか」を必ず確認するのが安全です。