名刺塗り足しチェッカー|入稿前の断ち落としミスを目視確認
名刺デザインに「塗り足し」「トリムライン(仕上がり線)」「セーフゾーン」の3本のガイドを重ねて表示するツールです。JP 91×55mm・US 3.5×2in・EU 85×55mmのプリセットを選び、デザイン画像を読み込むだけで、印刷会社に入稿する前にレイアウトの危険箇所を確認できます。
💡 このツールについて
名刺を印刷会社に入稿したあと、「端に白い線が出てしまった」「ロゴが切れた」という失敗は、塗り足しとセーフゾーンの理解不足から起こります。裁断機は高精度ですが、それでも0.5mm程度のズレは避けられません。背景がトリムラインちょうどで終わっていると、ズレた瞬間に紙の地色(白)が細い線として露出します。逆に、文字やロゴがトリムラインに近すぎると、ズレで切り落とされます。
このツールは、その2つの危険を1画面で可視化します。ピンクの帯が塗り足し領域、ミントの破線が仕上がり位置(トリムライン)、シアンの破線がセーフゾーンです。デザイン画像を読み込めば、自分のレイアウトがどのガイドのどこに掛かっているかをそのまま目で確かめられます。ガイドの透明度も調整できるので、画像が暗い場合でも見やすくできます。
🧐 よくある質問
塗り足しは何mm必要ですか? 日本の名刺では上下左右3mmが一般的です。JP 91×55mmの仕上がりに3mmの塗り足しを付けると、入稿データは97×61mmになります。印刷会社によって2mmや指定値の場合があるので、入稿先の規定も必ず確認してください。
セーフゾーンとは何ですか? 仕上がり線から内側3mm程度の範囲を指します。会社名・氏名・電話番号・QRコードなど「切れたら困る要素」は、必ずこのセーフゾーンの内側に収めます。
サイズのプリセットはなぜ3種類なのですか? 名刺の標準寸法が地域で異なるためです。日本は91×55mm、米国は3.5×2インチ(約89×51mm)、欧州は85×55mm(ISO 7810のID-1カードと同寸)が一般的です。
このツールでCMYK変換はできますか? できません。本ツールはレイアウトのガイド確認に特化しています。色は画面表示のままなので、実際の印刷色の確認には印刷会社のカラープルーフを利用してください。
📚 名刺サイズと塗り足しの豆知識
日本の名刺91×55mmは「4号」とも呼ばれます。一方、欧州で広く使われる85×55mmは、クレジットカードと同じISO 7810のID-1規格と同寸で、財布のカードポケットにそのまま収まる利点があります。塗り足しの3mmという数値は、オフセット印刷で複数枚を大きな紙に面付けして一括裁断する工程に由来します。1枚ずつ切るのではなく束で裁つため、わずかなズレが避けられず、その「のりしろ」として背景を外側へ伸ばしておくのが塗り足しの役割です。
読み込んだデザイン画像はブラウザ内だけで処理され、サーバーへ送信されることはありません。タブを閉じれば画像のデータは消えます。