Markdown 表 → CSV / TSV 変換 | パイプ表を Excel や Sheets で開ける形式へ
Markdown のパイプ表をそのまま CSV / TSV に変換します。RFC 4180 準拠の引用符エスケープにより、カンマや改行を含むセルもそのまま Excel や Google Sheets で開ける形式になります。
💡 このツールについて
Obsidian や Typora、GitHub README で書いた Markdown 表は、見た目こそ整いますが Excel や Sheets にそのまま貼ると 1 列のテキストとして扱われてしまいます。本ツールは | --- | の区切り行を自動検知し、ヘッダー行を含む全行を CSV / TSV のセル単位に分解します。
カンマ・ダブルクォート・改行を含むセルは RFC 4180 の規約に従って自動的にダブルクォートで囲み、内部のダブルクォートは "" でエスケープします。これにより、変換結果をそのままスプレッドシートにペーストしても列ズレやセル割れが起きません。出力欄の下には行数と列数が表示されるので、ペースト前に件数の確認ができます。
🧐 よくある質問
Q. 区切り行 (| --- |) は手動で書く必要がありますか?
A. 自動検知されるので Markdown 仕様通りに書いてあれば問題ありません。:---: のようなアライメント指定 (中央寄せ・右寄せ) も検出対象に含まれており、変換時には区切り行として扱われ CSV からは除外されます。
Q. セル内に | (パイプ文字) を含めたい場合は?
A. Markdown の仕様通り \| でエスケープしてください。ツール側はエスケープされたパイプを一旦内部プレースホルダに置換してから列分割を行い、最後に元の | に戻す手順を踏むため、セル内のパイプ文字がそのまま保持されます。
Q. CSV と TSV はどう使い分けますか? A. Excel は地域設定によってカンマと区切り文字の解釈が変わるため、日本語環境では TSV (タブ区切り) の方が安定して列分割されます。Google Sheets や pandas、各種 BI ツールに渡す場合は CSV (カンマ区切り) が無難です。
Q. 1 列だけの表でも変換できますか?
A. パイプが 1 つでも含まれる行はデータ行として認識します。先頭と末尾の | は除去されるため、| 値1 | のような単一列表も期待通り 値1 の 1 列 CSV になります。
Q. 表以外のテキスト (見出しや段落) が混ざっていると?
A. | を含まない行は無視されるため、Markdown 文書からコピー & ペーストした表まわりの本文が混じっても、表部分だけが抽出されます。複数表が連続している場合は両方が連結されて出力されるため、表ごとに分けたい場合は片方ずつ貼り付けてください。
📚 豆知識
CSV (Comma-Separated Values) は 1972 年の IBM Fortran で既に使われていた歴史の長い形式で、明示的な仕様書が長らく存在しませんでした。2005 年の RFC 4180 でようやく「Common Format and MIME Type for CSV Files」として標準化され、ダブルクォートによるエスケープと CRLF 改行の扱いが規定されました。本ツールの引用符ルールもこの RFC に基づいています。
TSV (Tab-Separated) は CSV より古い慣習で、タブ文字を区切りに使う関係上、人間が手で書く CSV にありがちな「カンマがセルに混入」事故が起きにくい利点があります。Excel に貼り付ける用途であれば、TSV を経由する方が文字化けやエスケープ事故を回避しやすい選択です。