パン生地加水率計算機
小麦粉の量と目標加水率(ベーカーズパーセント)を入れるだけで、生地に必要な総水分量と、実際にボウルへ注ぐ「追加する水の量」を計算するツールです。卵や牛乳など水分を含む副材料を登録すると、その水分を自動で差し引いて表示します。
💡 ツール概要
加水率(hydration)は、小麦粉の重量を100%としたときの水分の割合です。小麦粉500gで加水率65%なら、生地に必要な水分は325g。本ツールはこの計算を50〜100%の範囲で行い、4つの数値を同時に表示します。
- 必要な総水分量 — 加水率から逆算した、生地全体に含むべき水分
- 副材料からの水分 — 卵(約75%が水分)、牛乳(約87%)、バターなどから供給される水分
- 追加する水の量 — 総水分量から副材料の水分を引いた、別途注ぐ水
- 生地の総重量 — 小麦粉・追加水・副材料の合計
バゲット65%、フォカッチャ75%、チャバタ80%のプリセットを用意。スライダーを動かせばカスタム加水率にも対応します。
🧐 よくある質問
加水率とは何ですか? 小麦粉の重さに対する水分の重さの比率です。粉500gに水325gなら加水率65%。数値が高いほど生地はゆるく、気泡の多いクラム(内相)になります。
卵や牛乳を入れると水の量はどう変わりますか? 卵や牛乳の大部分は水分です。本ツールは卵を約75%、牛乳を約87%の水分として扱い、その分だけ注ぐ水を減らします。割合は副材料ごとに手入力で調整できます。
バターも水分として数えますか? バターは約15%が水分のため、わずかですが計算に含めます。油脂主体の素材は加水率への影響が小さいことが数値で確認できます。
📚 加水率の豆知識
同じ粉量でも加水率を5%変えるだけで、生地の扱いやすさと焼き上がりの食感は大きく変わります。低加水(60%前後)はまとまりやすく成形しやすい一方、高加水(75%以上)は内相に大きな気泡ができ、もっちりとした食感になります。プロのベーカリーがレシピを「グラム」ではなく「パーセント」で共有するのは、粉量を変えても配合比率を保てるからです。本ツールで配合を数値化しておけば、倍量・半量に増減してもバランスが崩れません。