ステレオテスト&位相チェックツール|スピーカー・ヘッドホンの左右確認(L/R・フェーズ)
お手持ちのスピーカーやヘッドホンが正しく接続・設定されているかを、ブラウザ上で瞬時に確認できるツールです。左右の音出し確認(L/Rチェック)に加え、音質に大きな影響を与える「位相(フェーズ)」のテストも可能です。
💡 このツールでできること
「ヘッドホンの左右を逆に装着していないか?」「スピーカーの配線がプラス・マイナス逆になっていないか?」 こうした音響環境の基本的な問題を、インストール不要のWeb Audio APIを利用して素早く解決します。
オーディオ機器の新規導入時や、DAWなどでの音響制作前の簡易チェック、また中古デバイスの動作確認ツールとしてご活用ください。
📘 主な機能と使い方
※音を鳴らす前に、必ずデバイスの音量を控えめに設定してから操作を開始してください。
- 左右(L/R)の出力確認 「左チャンネル」「右チャンネル」を個別に再生します。左右が正しく出力されているか、定位が偏っていないか、断線による音切れがないかを確認できます。
- 位相(フェーズ)チェック
- 正相(In Phase): 音が中央に定位し、はっきりと聞こえます。
- 逆相(Out of Phase): 音が打ち消し合い、耳の奥で広がるような違和感が生じます。 スピーカーの配線ミス(極性反転)を特定するのに最適です。
- パンニングテスト 音が左から右、右から左へとスムーズに移動するかをチェックします。音像の定位が滑らかに遷移するか確認してください。
- 周波数別テスト 低域(100Hz)、中域(1kHz)、高域(10kHz)のサイン波を再生します。特定の音域でノイズが乗ったり、聞こえにくかったりするハードウェアの不具合を簡易的に診断できます。
🧐 よくある質問
Q. 音が聞こえません。 A. デバイスのマスターボリュームがミュートになっていないか、ブラウザのタブが消音設定(タブのスピーカーアイコン)になっていないかご確認ください。Bluetooth機器をご利用の場合は、接続が切れていないかも併せて確認が必要です。
Q. 逆相(Out of Phase)に切り替えても違いが分かりません。 A. ヘッドホンの場合、脳が空間の広がりとして処理するため「音がぼやける」「耳元ではなく外側から聞こえる」といった感覚になります。スピーカーの場合は、2つのスピーカーの中間地点で聴いた際に、低音が急に弱くなる(スカスカになる)のが正しい逆相の状態です。
Q. スマートフォンでも利用できますか? A. はい、iOS(Safari)やAndroid(Chrome)などの最新ブラウザで動作します。必ず本体の「消音モード(マナーモード)」を解除してから再生してください。
📚 豆知識:なぜ「位相(フェーズ)」の確認が重要なのか?
ステレオスピーカーには「+」と「-」の端子がありますが、片方のチャンネルだけを逆に繋いでしまうと「逆相(アウト・オブ・フェーズ)」という状態になります。
この状態では、左右のスピーカーから出る空気の振動が互いに打ち消し合ってしまいます。その結果、「低音が極端に弱くなる」「ボーカルの定位が定まらず、どこから聞こえるか分からなくなる」といった現象が発生し、どれほど高価な機材でも本来の性能を発揮できません。
「せっかくのオーディオなのに、なんだか音が物足りない」と感じたら、故障や相性を疑う前にまずこのツールで位相をチェックするのが、オーディオファンやエンジニアの鉄則です。