画像ヒストグラム解析ツール - 写真の露出と色分布をブラウザで瞬時にチェック
アップロードした画像の輝度(明るさ)やRGB各色の分布をリアルタイムでグラフ化するツールです。写真の露出が適切かどうか、レタッチの際に「白飛び」や「黒潰れ」が起きていないかを正確にチェックできます。
💡 このツールでできること
「スマホの画面では綺麗に見えるけれど、印刷すると暗いかも?」「色のバランスが微妙に偏っていないか不安」といった疑問を、データに基づいて解決します。
ヒストグラムは、画像内の明るさの情報をグラフに変換したものです。左側が暗い部分(シャドウ)、右側が明るい部分(ハイライト)を表します。 - 山が中央付近にある: 標準的な露出 - 山が左側に寄っている: 露出不足(アンダー) - 山が右側に寄っている: 露出過多(オーバー) これらをひと目で判別し、適切な補正の指針として活用できます。
📘 活用のアドバイス
- 白飛び・黒潰れの徹底確認: 「クリッピング表示」をオンにすると、完全に真っ白(255)や真っ黒(0)になり、階調データが失われている箇所を赤くハイライトします。
- ガンマ補正シミュレーション: スライダーを調整することで、トーンカーブを変更した際にヒストグラムがどのように変化するかをリアルタイムにシミュレートできます。
- チャンネル別解析: RGB統合グラフだけでなく、赤(R)・緑(G)・青(B)それぞれの分布を確認することで、特定の色の飽和や「色被り」を特定できます。
- 統計データの参照: 平均輝度やクリッピング率などの数値を、プロレベルのレタッチや画質評価に役立ててください。
🧐 よくある質問
Q. ヒストグラムの形に「正解」はありますか? A. 一般的には山が中央付近にバランスよく分布しているのが理想的とされますが、夜景なら左寄り、雪景色なら右寄りのグラフになるのが自然です。大切なのは「表現したい意図と合っているか」です。
Q. クリッピングが警告表示されるのはなぜですか? A. 輝度値が0または255に固まっている部分は「階調情報がない」状態です。後から編集しても色を復元できない部分を可視化するために、警告(赤表示)を行っています。
Q. アップロードした画像データはサーバーに保存されますか? A. いいえ。このツールはブラウザ上(JavaScript)ですべての計算処理を行っており、画像データが外部サーバーへ送信されることは一切ありません。プライバシーを重視した設計ですので、安心してお使いください。
📚 テクニカル・ノート
ヒストグラムの横軸は、デジタル画像の標準的な階調(8bit)に基づき「0から255」の256段階で構成されています。
また、本ツールの「輝度(Luminance)」計算には、人間の目の感度特性を考慮した国際規格 ITU-R BT.601 の計算式(R:29.9%, G:58.7%, B:11.4%)を採用しています。人間は緑色を最も明るく感じる性質があるため、単純な平均値ではなく、緑の比重を高めることで、より人間の知覚に近い明るさを再現しています。